社会保険には入るべき?
結論から言うと答えは「入るべき」です
手取り減るし嫌だ!
将来貰えるかもわかんないし、年金払いたくない。
という人も中にはいると思います。社会保険に入る5つのメリット、とくに私が後悔している雇用保険について書いていきます。
大きく5つに分かれますので簡単に説明していきます。
社会保険に入る5つのメリット
医療保険
保険証出せば病院代が3割負担になる
年金保険
65歳から年金を受け取れる制度
会社員や公務員は国民年金保険だけでなく、厚生年金保険にも加入できる。厚生年金の半分は会社が出してくれる。
介護保険
40歳以上を対象に介護サービスを受けることができる。
ただし、要介護認定(専門家の判断)が必要。
労災保険
会社での勤務中、通勤中に起こった病気、ケガの医療費を保証するサービスを受けられる
雇用保険
失業や介護のため休業したときなど、一定額を給付してくれる。
とくに雇用保険は私が一番後悔している所なので詳しく書いていきます。
雇用保険とは
・雇用期間が31日以上見込まれる
・労働時間が週20時間以上
・学生ではない
- 求職者給付・就職促進給付:失業した際に再就職までの間、一定金額を受け取れる(失業保険)
- 高年齢雇用継続給付金:60歳以降に、賃金の減少した人に支払われる
- 育児休業給付金:原則1歳未満(一定の要件を満たした場合2歳未満)の子どもを養育するために休業したときに支払われる
- 介護休業給付金:93日間を限度に、家族の介護が理由で休業したときに支払われる
- 教育訓練給付:国が指定する教育訓練講座を受けたときに、その受講料の一部が支給される
月に数百円ほど支払うだけでこんなにたくさんのリターンがあります。
体験談
以前勤めていた会社では希望する人は社会保険に入ることができるというものでした。しかし、一度上司に入りたい旨を伝えたのですが、いつの間にか話がながれてしまい、周りに入っている人はほとんどおらず、「手取り減るの嫌だから入らなくていっか~」というふうに思ってしまいました。
ある日、自己都合で会社を辞めてしまいました。
次の仕事を探している期間、家賃、光熱費、携帯代、食費といつも通り支出があり私の財布からはどんどんお金が減っていきます。仕事をしていた時は収入があったのでこの支出も仕方ないものと思えていたのですが、いざ収入がピタリと止まってしまうと同じ心境ではいられませんでした。
別の会社で働いていた私の友人も私と同じ時期に仕事を辞めていたようでした。
しかし、彼は社会保険に加入しており、雇用保険料もちゃんと支払っていました。仕事を探しているこの期間、月に15万円ほど口座に振り込んでもらえたようです。
これが「失業保険か~」とその時ようやく気付きました。
国が私たち労働者の為に作ってくれた制度をよく理解もせず、無視してしまっていたこと本当に後悔しています。
人生、いつ仕事を辞めてしまうかわからないのでしっかりと制度を理解することの重要さに気づかされました。