体験談

ただの腰痛かと思ったら「腰椎分離症」だった話

腰が痛いなと思ったら要注意

今や、全国の5人に1人は腰痛持ちというデータもあるくらい日本で腰痛は国民病になっています。

腰が痛いのに病院に行くのを面倒くさがって、ほうっておいている人も多いのではないでしょうか?

そんな人は要注意です!

私と同じような症状になって後悔する人が少しでも少なくなるようにこの記事では私の体験談を書いていこうと思います。

中学3年生のとき

私は中学生の頃、ソフトテニス部に入っていました。地元の地域では強かった学校ということもあり、平日はもちろん土曜は朝から夕方までの1日練、日曜は朝から昼までの半日練とほぼ休みなく毎日ラケットを振っていました。

中学3年の夏。 総体と呼ばれる3年生最後の試合の季節になりました。

よく、顧問からは「手じゃなくて腰を使って打て!」と注意されていました。総体前ということもあってなのか、いつも以上に腰の回転を意識して打っていたせいなのか、私は15歳という若さにしてひどい腰痛に襲われてしまいました。

しかし、最後の試合ということもあり痛み止めを飲みながらなんとか出場し、悔いなく終わることができました。

 

病院にて

あまりの痛さに私生活にも支障をきたすようになり、近くの大きな病院で精密検査をすることにしました。

レントゲン、CT、MRIと色々な検査で腰を調べてもらいました。

結果 「腰椎分離症」という診断結果でした。

 

腰椎分離症とは?

簡単に言うと腰の疲労骨折だと医者が説明してくれました。

テニスの腰の回転のような同じ動作を繰り返しすぎ、徐々に損傷してしまっていたようです。

イメージされやすい松葉杖をつくような骨折と違い、長い時間をかけて骨に披露がたまり炎症が発生することを疲労骨折と呼ばれています

 

コルセット

幸い、15歳という年齢で成長期ということもあり、安静にしていれば分離した骨がくっつくかもしれないと医者は言いました。

そして

今日から3か月運動禁止、毎日お腹周りの筋トレとストレッチ、寝るときとお風呂以外はコルセットをつけること

と医者から言われました。

体育の授業が好きだった私には3か月も見学をしなければいけないのはかなり辛かった記憶があります。

 

そして体感トレーニングとストレッチを毎日頑張りました。腹筋がつき、体が柔らかくなっていくにつれ少しずつ痛みも減ってきました。

 

最後にコルセットです。

使用していたのはこのような硬いタイプのコルセットでした。

きつく締めないと効果がないので毎回しっかりと締めていました。長時間つけていると蒸れてきます。幸い私がつけていたのは冬だったので良かったのですが、これが夏だったら本当に辛かったと思います。

 

安静にした結果

3か月間医者から言われたとうり頑張った結果、少しだけですが骨はくっついたようです!

しかし、完全に痛みは消えていません。

医者いわく、

体感トレーニングやストレッチで痛みを軽減することはできるが、完治することは難しいと思う

と言われ、ショックを受けました。

 

しかし、

プロ野球選手にも同じ症状の人はいっぱいいて、みんなホームランたくさん打ってるよ!

とも言われ少し心が楽になりました。

 

最後に

腰が痛みだすのは年をとってからだと思っていましたが15歳でもなるものだと実感しました。

いまだに座っているだけで痛むときもあります。体が硬い人は腰への負担が多くかかってしまい、このような症状になりやすいです。

もっと昔からストレッチをしていて体が柔らかかったらこんなことにはならなかったのかな~

とも思ってしまいます。

私みたいにならない為にも、筋トレ、ストレッチがんばりましょう!!